今はネイリストとして仕事を勤務先で行っている私ですが、将来は自分のお店を持って開業をしたいと考えています。
先輩ネイリストの中にも独立をされている方もかなりおり、勤め人であったときとはまた違った自由なスタイルで営業をされているようです。
ネイリストという仕事は自分の手先と簡単な用具のみでできる技術職ですから、一般職に比べて独立は格段にしやすく、また他の美容業界に比べて最初の資本金もそれほど多く必要とはしません。
自宅や近くの施設で開業をした場合には、通勤にかかる時間もありませんし自分のペースで予約を受け付けて仕事をしていくことができるというまさに理想的な環境になります。
おそらく私の後輩としてネイリストの仕事をしている人たちも多くはそうした将来的な独立を考えているのではないかと思います。

ですが、話を聞いてみるとそうしたネイリストとしての独立は簡単なことばかりではないようです。
雇われネイリストのときには、仕事のあるなしにかかわらず一定の時間を拘束されてしまうのでそれを嫌って自分の時間を有効に使いたいと思ったりします。
反対に自分の仕事が処理しきれないくらいに忙しくても人数を適切に割り振られなかったりして、忙しすぎる状況になってしまうこともあります。
そうした働き方をしていると、「自分のお店で好きなように時間を使えたら便利なのに」と考えるものです。
しかしそれは裏返すと、仕事のあるなしはすべて自分の責任になるので、仕事がないときの収入についても自己責任にということになります。
たまたまお客さんがたくさんきてくれる時期があればよいのですが、場合によっては1ヶ月ほとんどお客さんがきてくれないというようなこともあるでしょう。
そうしたときの対策もきちんと考えていかないと、独立開業したネイリストと長く仕事を続けていくことはできません。

ネイリストとして長く仕事を続けていくためには、その時々の流行に敏感になりお客さんからのニーズにしっかりと応えていくことのできる技術を身につけることが必要になってきます。
ネイルに使用される製品も日進月歩でどんどん新製品が登場してきているので、そうした情報をキャッチして魅力的なサービスにしていくための工夫も求められるでしょう。
自分で仕事をしていくということはそれだけ自分ひとりにかかってくる仕事の責任も大きくなるということなので、その気持を忘れないようにしてしっかりと事業計画をしていきたいものです。

私はまだまだ技術面も経営面も知らないことが多く、自分ひとりだけでトラブルを処理できる力も不足していることを自覚しています。
なのでいつかは独立したいと考えてはいるものの、今は目の前のお店でのお仕事をしっかり丁寧に行うようにして、一人でも多くのお客さんから信頼感を得られるようにしていきたいと考えています。