子供の頃に厳しくやめるように言われるクセの一つに「爪を噛む」ということがありますね。
私も小さいころついつい爪をガジガジとやっていて、親から厳しくやめるようにしつけを受けた覚えがあります。
ですが爪を噛むクセは一度やってしまうとついつい繰り返してしまうものなので、親の目が届かないところでこっそりと続けていたりして、気が付くと爪の先がボロボロになんてこともありました。
大人になってからはそれで指先の見た目が悪くなってしまうことを気にして、かなり努力をしましたがやめることができました。
私の周囲にも今も爪を噛むクセが抜けないという知人がおり、なかなか一度ついたクセをやめるには労力が必要です。

しかし爪を噛むというクセは不思議なもので、それをしたからといって全く何の役にも立たないのについ続けてしまいます。
むしろ爪を噛みすぎて深爪の状態になるとあとからひどく痛むことがわかっているのに、それでもついやってしまうということもあります。
なぜ爪を噛んでしまうかという根本的なことを見てみると、実際にはそれはストレスが原因になっているということが多いようです。
人は大きなフラストレーションを感じたときにはそうした一見意味のない行動をとってしまうという習性があるといいます。
中でも爪を噛むというのは一種の「自傷行為」ですから、どうしてもやめられないということはそれだけ深刻な心理的ストレスを貯めこんでいる可能性があります。

実際爪を噛むのがやめられないという人にどういったタイミングで行っているかを聞いてみると、仕事が忙しくて終わりそうもないときや、自分の思うように周囲が動いてくれずに歯がゆさを感じているときにやってしまうというようなケースが多くなっています。
他にも何かに迷っているときや、解決が難しそうな悩みを抱えているとちょっとした時間の隙間に爪を噛んでしまいます。
なので爪を噛むクセをやめたいというときは、まずその原因になっているストレスは何なのかということを考えてみた方がよいかもしれません。
子供の時の爪を噛むクセは主に親にかまってもらいたいときの寂しさが引き起こすことが多いのですが、大人になってもそれが治らない人は子供の時のストレスからの逃避行動が別の原因によって再発しているということなのだそうです。

そんな爪噛みですが、続けていると最悪爪が割れてしまうということもあります。
重度な爪噛みをしている人の爪は表面全体がボコボコと醜く盛り上がった状態になってしまっていたりします。
爪は他の皮膚の部分と違って一度表面に出たものが剥がれ落ちるまでかなりの時間がかかります。
なので一度爪がボロボロの状態になってしまうと、完全に回復をするまで長い時間がかかり、最悪そのままずっとおかしな形が残り続けてしまうことにもなってしまいます。
爪を噛まないようにするためには、無理に我慢をするだけでなくストレスの原因を取り除くとともに一日の生活リズムを正常化することでかなり効果を得られるとしています。